兵庫県警が業者を摘発してから約10年後の2000年6月6日、ついに公害調停の最終合意に辿り着きました。それまでの経緯は紆余曲折がありました。
事件摘発後、廃棄物撤廃を香川県に求めたものの、香川県は大量の廃棄物に手をつけず安全宣言を出して幕引きを図りました。だれがどう考えてもどうかしてると思いますしもちろん当時の住民はみな怒り狂ったといいます。
そのような状況の中、安岐正三さんは中坊公平弁護士と出会います。中坊弁護士は安岐さんの廃棄物撤廃への本気度を知りなんと無報酬でこの問題に取り組むことになりました。そして、安岐さんと中坊弁護士を中心に、他の弁護士十数人、環境問題の研究者や科学者、マスコミを巻き込み、公害調停の最終合意まで辿り着くことになりました。
KANTARO
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