2回の断念を経てやっと車に乗せてもらうことになりました。男性2人組の車に乗せてもらいました。運転手とずっと喋ってました。補助席に座ってる方とは全く喋りませんでした。補助席の方は僕のことを嫌そうにしてるとかではなく、ただただ人見知りっぽかったです。その人に話を振ろうかとも思いましたが、完全に別世界にいる感じだったのでひたすら運転手と喋りました。運転手の方は普段福岡で介護の仕事をしてて、三連休で鹿児島の実家に帰っていたそうです。
鹿児島県桜島サービスエリアから熊本県の宮原サービスエリアまで、127キロも乗せてもらいました。途中から爆睡していたのであっという間でした。まさか知らない人の車で爆睡するとは自分でも思ってなかったです。相当疲れてました。宮原の写真を撮るのを忘れたのでスタート地点の桜島の方の写真をあげときます笑
宮原サービスエリアに着き、とりあえず腹ごしらえをして、車に乗せてもらえるよう駐車場を歩き回りました。桜島サービスエリアのときと同じように断られまくり、また心が折れました。疲れたし今日は諦めてどこかで宿泊しよう!と思いましたが、調べたところ周辺に宿泊できるところはありませんでした。近くに何もなく、あっても7キロ先のイオンだけでした。
ナニクソ!と思って奮起し、また駐車場を歩き回って声をかけていきました。しかし、またまた心が折れてベンチで休憩。そして、再奮起して歩き回る。これを繰り返しました。
そして、声を掛け続けて20回目くらいで見つかりました。乗せていただいたのは、男性1人で鹿児島から佐賀に帰る人でした。鹿児島市内のラーメンをはしごして食べまくるために日帰りで行っていたそうです。その男性は昔NEC傘下の会社でSEとして働いていたそうで、今プログラミングを勉強中の僕にとって、興味深い話を聞かせてもらいました。北熊本サービスエリアまで61キロ乗せてもらいました。
北熊本サービスエリア。着いてすぐの写真なのでまだ明るいですが、北熊本を出るときには真っ暗でした。
桜島や宮原のときは運転手の見た目でこの人なら大丈夫そうみたいな判断をして、声を掛けてました。しかし、2度の成功で自分に自信がついたのか、運転手の見た目も関係なく声をかけられるようになってました。
そして、ヒッチハイク3台目成功しました。今思うとパッと見、ヤクザっぽさもある(本人自分で言ってました)、黒サングラスに高級車の男性に乗せてもらいました。車に特に興味のない僕は車種とかは覚えてないものの、席に座った瞬間この車高そうって感じたのは覚えてます。
話を聞いてみると、この男性は現在モデル事務所の社長さんでした。個人情報なので詳細はあまり書けませんが、起業したときの話や過去にテレビ局で働いていたこと、今もやっているカメラマンの仕事についてなど面白い話をたくさんしてくださいました。また僕がなぜ退職して今ヒッチハイク中なのかという話をすると、僕のことを気に入ってくださったみたいで、名刺をいただき、LINEを交換し、写真もあちらから撮ろうと言ってくださりました。
こんな面白い出会いがあるのかと、ヒッチハイクをして良かったと、心から思いました。北熊本サービスエリアから博多駅まで96キロ送ってもらいました。
そして、到着後僕はair bnbで宿をとり、1泊しました。以下の写真はエアビで泊まったドミトリー宿。
KANTARO
人の目を気にして生きてきた人間が自由気ままに生きる人間へ脱皮していくブログ
0コメント