隠れた想い

昨日出身高校のサッカー部の初蹴りに行ってきた。高校のときから顧問の先生が変わっていないので、高校生だった頃の懐かしい話ができた。そのときに話に挙がったのが、毎年1人か2人の部員の頭を先生がみんなの前でバリカンで坊主に刈り上げるというもの。

今の日本の教育社会は世の中の風潮として体罰と勘違いされかねないことはできないので、このノリは今は行われていない。

久々に会った先生に
「今思えばトンデモナイ先生ですね」
って笑いながら言ったら先生が一言、

「だってその方が面白いやん。」

それを言える先生って面白いなって思った。
実際、当時刈り上げられた生徒も強制的にされたのではなくもちろん同意の上だったし、刈り上げられることでみんなの注目の的になっていた。ある意味、刈り上げられた生徒はエンタメ性の成功体験を1つ手にしたと言える。

側から見るとグレーゾーンな先生の行動も、みんなに楽しんでほしいし自分も楽しみたいという想いから生まれているというのを感じた出来事でした。

0コメント

  • 1000 / 1000

KANTARO

人の目を気にして生きてきた人間が自由気ままに生きる人間へ脱皮していくブログ